irfanviewは、使い勝手が良くて機能満載画像Viewer
irfanview(イルファンビュー)は、動画や音声も扱える画像ビューワーです。
1966年、イルファン・スキャリンによって開発され、今もバージョンアップが続けられています。
個人用に限ってフリーで利用できますが、商用ではライセンスが必要となります。
今回は、多機能を備えているirfanviewについて調べてみましょう。
irfanviewを使いこなそう
◆irfanviewの特徴
一般的な画像形式であるBMP、GIF、JPEGなどを表示でき、標準で30種類近いファイル形式に対応しています。
MP3、MPGなどの画像以外の形式にも対応しています。
プラグイン(ソフトウェアに機能を追加するプログラム)を追加することで、様々なファイル形式に対応できるのも特徴の一つです。
そして大量の画像ファイルを一気に変換できる機能も優れた点と言えるでしょう。
多様な機能を備えているので、簡単な画像の加工や作成には十分力を発揮します。
irfanviewのダウンロード
ダウンロードは、公式サイト、窓の杜から可能です。
●公式サイト⇒https://www.irfanview.com/
●窓の杜⇒https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/irfanview/
64-bitか32-bitで迷った場合
上記のサイトでダウンロードするのですが、irfanviewには64-bitバージョンと32-bitバージョンがあります。
自分のPCがどちらで動作するのかが分かっている場合は良いのですが、分からない場合は、32-bitを選択しましょう。
間違ったバージョンを選択しても動作しないだけで、PCの動作に影響はありません。
下記のサイトにアクセスして参考にして下さい。
●詳細⇒https://kzstock.blogspot.com/2018/07/irfanview-64bit-advantage.html
irfanviewの日本語化
元々は英語のみのメニューですが、各国語対応機能が準備されています。
日本語に関しては、楠本拓矢氏が日本語対応モジュールを開発して公開しています。
そのお陰で、国内では一般的なビューワーとして利用されています。
日本語にするには、日本語化対応モジュールをインストールする必要があります。
●日本語化対応モジュールのインストール⇒https://www.irfanview.net/languages.htm
(窓の杜のサイトからインストールする場合)
◇インストールの手順
- インストーラーを起動する
- irfanviewが置いてあるフォルダを指定してインストールする
- インストール後、メニュー「options」→「Change Language」と進み、「JAPANESE.DLL」を選択して「OK」をクリックする
irfanviewでpdfファイルを見る方法
公式サイトで配布されているプラグインを導入することで、80種類以上の膨大なファイル形式に対応させることが可能です。
つまりこのソフトを入れておけば、余りメジャーでない形式の画像や音声ファイルでも内容を確認することができるメリットがあります。
irfanviewは様々なファイル形式を読み込めるということですが、インストールしただけではpdfファイルを表示することはできません。
pdf形式で保存はできても、表示できないことになります。
そこで、表示する為にプラグインを組み込むことが必要となる訳です。
pdfファイルをirfanviewで表示する為に必要なプラグインpostscriptを組み込みます。
必要なプラグインを組み込む
●公式のプラグイン配布サイト⇒https://www.irfanview.com/plugins.htm
サイトにアクセスしたら、「2.You can download ALL Pluglns as one large ZIP」項目からzipファイルをダウンロードします。
●ダウンロード⇒https://www.fosshub.com/IrfanView.html
ダウンロードしたzipファイルを解凍すると大量のファイルがあります。
これら全てirfanviewをインストールしたフォルダの中にあるPluginsフォルダに放り込みます。これでプラグインの組み込みが完了となります。