Pixiaは基本操作がしっかりしているフリーのペイントソフト
Pixiaは無料で配布されているペイントソフトで、20年以上の実績があり、ギネスにも申請されているほど!初心者にもお薦めです。
簡単な操作で、レイヤー・マスク機能や色彩調整などを行うことができ、手書きイラストの作成も行い易いです。
Pixiaユーザーの中には、独自のPixia講座を作って使い方などを公開しています。
今回は、Pixiaの基本機能や特徴に迫ってみましょう。
Pixiaを使いこなそう
◆Pixiaの特徴
フリーソフトであるPixiaは、BMP、JPEG、PNG形式などの画像ファイルに対応します。レイヤー機能や15種類のフィルタ―機能を持ち、プラグインで機能を拡張できるようにもなっています。
標準で70種類以上の異なる形状のペンが用意されていて、自分で独自の形状のペンを作るのも可能です。多くのユーザーに支えられているソフトと言えるでしょう。
◆ダウンロード
ダウンロードを、公式サイト、窓の杜などで行います。
●公式サイト⇒http://www.pixia.jp/
●窓の杜⇒https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/pixia/
◆詳しい使い方
◇基本操作
1. デスクトップのアイコンか、Windowsメニューのすべてのアプリから起動する
2. メニュー左上の新規作成から任意のサイズを選択する
3. ペンと色、太さなどを選択して絵を描く
◇線画を作る
1. 「ファイル」のリストから新規作成を選んでキャンバスを作る
2. カラーパネルを選び、使いたい色を選択する
3. オプションパネルを使い、ペン先やブラシを選ぶ
4. ドラッグを行うと、その軌跡上に線が描かれる
5. 色塗りをする時は、線画の上にレイヤーを追加してブラシでドラッグする
6. 線画を消したい時は、消しゴムツールを使う
◇画像に文字を描く
1. メニューバーの「描画」リストから「文字」の項目をクリックする
2. 開かれたメニューに、自分が入力した字を入力する
(フォントやサイズ、横書き、縦書きなど好みの物を選ぶ)
3. 画像の上にその字が表示されているので、左クリックで移動する
4. 場所を決めて、右クリックで「新規レイヤーとして貼り付け」を選ぶ
5. 字を消したい時は、レイヤパネルを選択し右クリックで削除を選択する
6. これらの操作を繰り返して、画像加工を行う
◇透過処理の方法
1. 透過したい画像を開き、その背景色の色を変える
2. 次に「閉領域選択ツール」を使い、透過したい部分を選ぶ
3. 消しゴムモードを選び、「塗りつぶし」ボタンをクリックする
4. 最初に作った背景色が画像に現れる
5. 「ファイル」から「名前を付けて保存」を選ぶ
6. 「PNG保存設定」から「透過情報」にチェックを入れる
7. 最後に透過されていることを確認する
※ちなみにもっとクリアに透過したい場合は、「閉領域ツール」の「領域を太らせる」をクリックします。
◇トリミング(切り抜き)してみる
画像を取り込みたい時、余計な物まで写って全部入らない場合に、トリミングは役立ちます。
1. 切り抜きたい画像を用意する
2. 切り抜きたい部分を選択する(この場合円ツールを選択)
3. 右クリックし「トリミング」を選択すると、新規画像として表示される
◇グラデーションを作る
グラデーションを作りたい時は、トーンフィルタという機能を使います。
1. ツールバーの黒いアイコンをクリックし、メニューを出す
2. 任意角度で好きな角度に調整し、赤い枠が突けばOKを押す
3. 塗りつぶしツールで塗りますが、一部を塗る場合は領域を選択する


